小さなしあわせでも、たくさんあれば大きなしあわせ♪


by tomotomorin68
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カテゴリ:おもしろかった本( 4 )

地団駄は島根で踏め

何のこっちゃ?と思う題名ですよね。
「地団駄」のように、どうしてこういうんだろう?と思う言葉の語源調べの本です。
でも、真面目に文献を調べて「古くは~の時代に…」という書き方ではなくて、実際に由来の場所に行ってみる!という筆者なんです。

「ごり押し」「ごたごた」「あこぎ」「ちんたら」「二の舞」といった言葉、日頃使うけれど由来なんて考えたこともないですよね。
たとえば「急がば廻れ」は使い方から言っても見当がつきますが、琵琶湖が由来とは知りませんでしたよ。
湖を船で横断すれば早いけれど実はよく荒れるので、荒れてしまうと船は出せないし、出したら命がけ。
だから「急がば廻れ」なのだそうです。
おぉぉ~~ですよね。

言葉ごとに章が分かれていて、それぞれも短い。
気楽にちょこっと読めますよ。
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by tomotomorin68 | 2009-05-19 17:08 | おもしろかった本

聖女の救済

聖女の救済

東野 圭吾 / 文藝春秋

先日紹介した「ガリレオの苦悩」と同時発売だった長編の本です。
風邪で寝込んでいる間に、読み終わってしまいました。
長編と言っても読みやすいですから…

「ガリレオの苦悩」は短編集でしたが、こちらは長編。
こっちの方が私としてはおもしろい
やっぱりじっくりと話を進めてくれた方が謎解きの醍醐味を味わえるというか…。

話は、奥さんが留守中に男性が死亡します。
当然奥さんが怪しまれる訳ですが、彼女は旅行中でアリバイは完璧です。
はたして彼女が犯人という立証ができるのか…。

始めの方で、奥さんの心理描写で犯人だろうなぁという言葉が出てきますし、全体的に彼女が犯人であろうという雰囲気の中で話は進みます。
でも、アリバイは崩せない。
最後にわかった殺害方法は…。

ちょっとせつないといいますか、女性は怖いといいますか。
でもこれは、殺されたご主人も悪いよねぇ…、という結末です。

長編と言ってもすんなり読めると思いますよ。こちらの方が、おすすめです

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by tomotomorin68 | 2009-03-05 21:25 | おもしろかった本

ガリレオの苦悩

ガリレオの苦悩

東野 圭吾 / 文藝春秋

映画にもなった東野圭吾さんのガリレオシリーズの新刊です。

これまでのガリレオシリーズは長編でしたが、これは短編が5本入っています。
短編なので読み易いといえば読み易いですが、まるでTVドラマを見ているよう…。

実際、スペシャルとして放送されたTVに出てきたお話も入っています。
女性刑事が前面に出されていますし…。
やっぱりTVっぽい。
ちょっといつものようなじっくり感がないなぁ。
私としては物たりない。

長編が苦手とか、TVや映画でガリレオを知った人がとっかかりとして読むにはよいと思います。

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by tomotomorin68 | 2009-02-13 16:13 | おもしろかった本

聖域

聖域

大倉 崇裕 / 東京創元社


ずい分久し振りに本の紹介です。

多分、毎度おなじみ週間文春の年間ミステリーでベストテンに入っていたんではないかしら。
山が舞台の小説を多く書いていらっしゃるようです。

この話も山が舞台。
大学時代の山岳部の友人が、山で亡くなります。
プロというか海外の山も登っているような人なのに、どうしてこの山で(それほど高い山でもない)亡くなったのか…。
そしてその友人の彼女が数年前にそこで亡くなっていることから、自殺ではないかとも言われます。
そんな人間ではないはず。
これは自殺ではないのではないか…。

私は山の世界を全く知りませんが、それでも十分楽しめます。
さりげなく決まり事などは説明が入っているので、スムーズに謎解きに入っていけます。
こういう世界なんだ!とびっくりすることもありますが。
そんなびっくりするけど、せつないところに答えがあります。
「どうして山に登るのか。そこに山があるから」
とは言っていられない世界があるんですね。

謎解きもおもしろかったけど、考えさせられる小説でもありました。

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by tomotomorin68 | 2009-02-08 15:57 | おもしろかった本